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牧江 重徳(まきえ しげのり)牧江&パートナーズ 特定社会保険労務士 行政書士 会長

『常にお客様と共にあれ』をモットーに

 

社会保険労務士の資格を取って31歳で脱サラし、西宮で開業して43年になります。社会保険労務士の資格ができて当時まだ8〜9年目だったので、新しい国家資格にチャレンジしようと懸命に勉強しました。家のローンと小さな子供2人を抱えて脱サラしたことは、人生で一番大きな決断でしたね。

資格そのものは勉強すれば誰でも取れると思うんですが、開業してやっていけるかどうかは営業センスといいますか、コミュニケーション能力や営業力がとても重要になってくると思います。

社会保険労務士には1号、2号、3号と業務がありまして、一番の主体は社会保険関係の手続代行業務、その次に労働法に基づく帳簿の整理、そして3つ目が人事関係のアドバイス等の業務が有ります。企業経営が逼迫して参りますと人員整理等の事態が生じることが有ります。社労士は法律に則って解決を探る訳ですが、なかなか難しい問題ですがコロナ禍の中、残念ながら増えてきています。

“常にお客様と共にあれ”を開業以来のモットーにしています。震災で大変な時期もありましたが、現在は従業員50名を超え、さまざまな業界の1,000社ほどのお客様とお付き合いさせていただいています。開業から続いているお客様や、2代目になっているお客様もいらっしゃいます。当社も私の息子が順調に成長し参りまして、バトンタッチする日も近づいて参りました。

今回のコロナ禍で当社の顧問先も大きなダメージを受けています。2020年4月に制度がスタートした雇用調整助成金の申請業務については、すべて手数料なしでお引き受けしました。当社のような規模では、手数料無料というのは全国的にもまれだと思います。正直に言いますと、非常に儲かる大きなビジネスチャンスではありました。

でも私は「この制度で企業を救済できるんだ」という気持ちから、手数料は一切いただきませんでした。社員たちも休日返上できつかったと思いますが、自分たちの給料は顧問先からいただいているわけですから「日頃の恩返し」という気持ちで頑張っていました。思い切った決断でしたが、長い目で見て利益になればそれでいいと思っています。

私はこれといった趣味もなくて、あえて言えば仕事関連の読書ぐらい。土日もほとんど会社に来て、本を読んだり、ビデオ等で新しい情報を仕入れたりしています。事業主であることの最大のメリットは、「働き方を自分で決められる」ところじゃないでしょうか。サラリーマンでも「もう少し残業したい」と思う人はいると思いますが、労働基準法によって残業時間が定められていますので、その範囲内でしか働くことが出来ません。

経営者的立場から言えば、会社の創業期などまだ経営基盤が整わないときには、経営者は土・日無しで仕事をせざるを得ないでしょう。この様なときにも労働基準法は大企業も生まれだちの企業にも例外なく、一律に残業規制は適用されます。この創業期の苦難を乗り切って成長期に持って行くまでにかなりの企業が脱落します。そこには労働基準法の問題も少なからず存在するように感じます。労働基準法を指導する社労士の立場からすると、大変悩ましい問題です。

今後は今までの業務にプラスして、中小企業向けの人事システムの構築やアドバイスをやっていきたいと考えています。これまで中小企業の給料というのは、社長さんが業界の動向や経験に基づいて決めていたわけですが、それをシステム化できないかという要望をけっこういただくんです。

大企業には専門の人事コンサルタントが顧問に就いて人事システムを構築していますが、中小企業にはそうした人事システムを制度化している会社は極めて少ないでしょう。その為、現在人事システムの研修を受け、取り組んで行こうと準備しているところです。この年になっても、学習意欲はあります。友達には「まだやっているんかい」と笑われますが、これからも前を向いてやっていきたいという気持ちは強いですね。

社会保険労務士法人 牧江&パートナーズ

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