田畑 瞳（たばた ひとみ）西宮ブルーインズ・チアアドバイザー

『チアをやる上で一番大切なのは笑顔です』

西宮フットボールクラブ*のチアリーダー「西宮プラチナムブルーインズ」で指導をしています。今メンバーは4人。人数が多いとその分華やかさも増えるので、随時メンバー募集中です。練習は基本的に毎週日曜の午前中、週1回です。忙しい方でも入っていただきやすいですし、初心者大歓迎、年齢不問です。無料体験もありますし、見学だけでも、いつでも来ていただいてOKです。

私は中高とダンス部で、27歳の時に誘われて入ったのですが、チアは初めてでした。メンバーには元々チアをやっていた子もいれば、まったくダンス未経験で『チア☆ダン』を観て「やってみたい！」と入ってきた子もいます。

野球をはじめとする他のスポーツのチアは、専属で契約を結んで、お給料が発生する「仕事」としてやっています。けれどアメフトは、選手もアマチュアで活動しています。選手も平日は仕事をして、土日に練習や試合をしています。私たちも、「チアが好き」「ブルーインズが好き」という気持ちでがんばっています。

「西宮スウィートブルーインズ」というキッズのチアもあります。体を動かすし、規律もしっかりしているので、習い事にはちょうどいいんじゃないでしょうか。思いやりやチームワークがあって、その中で自分が前に立てるようにがんばっています。成長して大人になったら「西宮プラチナムブルーインズ」に来てもらうことを目指しています！

チアをやる上で一番大切なことは「笑顔」だと思います。そして、試合の時は「サポーターのみなさんに楽しんでもらう」こと。サポーターのみなさんに見てもらって笑ってもらって、というのが一番で、その瞬間のためにやっています。まわりに元気を与えられることではありますが、試合が終わった後はものすごく疲れて、次の日は仕事なので、帰ってすぐ寝ます（笑）。

過去に一度だけ、しんどくてチアから1年間だけ完全に離れたことがあったんですが、時間にゆとりができすぎて「ダメだこりゃ、来年戻ろう」と思いました。大学の時、教授に「目は前にしか付いてへんねんで」と言われたことがあって、「あ、前向かなあかんねんな」と思ったことを今でも思い出します。

新型コロナウイルスの影響で、近くに並ばないようなフォーメーションに組み替えたり、大声で応援することも禁止になっています。今年のX2リーグは無観客開催になるので、試合中にフィールドで声援を送るよりもチーム運営の手伝いをすることが多くなると思います。今年加入したメンバーはどう思っているんだろうと聞いてみたら、「準備期間が増えた分、しっかり練習して来年にぶつけたい」とモチベーションを持ってくれていて…感動しました。

チアもそうですが、そもそもアメリカンフットボールをもっとたくさんの人に知ってもらいたい。それに付随して、チアリーダーという応援する役割の人がいることを知ってもらえればと思います。試合に来て「楽しい」と思ってもらってもいいですし、「人に笑顔や元気を与えられるチアをやってみたい」でもいい。とにかくアメフトを知ってもらいたい思いで、ひたすら地道にtwitterを更新しています。

西宮でスポーツといったら、タイガースはもちろん出てきますが、それは置いておいて（笑）。あとストークスと、私たちブルーインズがあります、ということを知ってもらえる機会を増やしたいですね。

＊NPO法人西宮フットボールクラブ

アメリカンフットボールの普及発展を通じて地域社会へ貢献することを目的に設立。アメリカンフットボールXリーグWest所属「西宮ブルーインズ」をはじめ、小中学生チームの「西宮ジュニアブルーインズ」、キッズチア「西宮スウィートブルーインズ」、チアリーダー「西宮プラチナムブルーインズ」で構成されている。

特定非営利活動法人西宮フットボールクラブ

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